「手相でわかる結婚」
毎月手相の解説をしています。
6月といえば、ジューンブライドですね。
「6月に結婚する花嫁は幸せになれる」というヨーロッパの古い言い伝えが由来となっているそうです。
占いに来られるお客様からもよく結婚について占ってほしいと言われます。
というわけで、今月は、「手相でわかる結婚」です。

結婚線(赤線)とは、小指側の手の側面から横に伸びる線です。
結婚線は手相のなかでも名前がよく知られている線です。
恋愛や結婚、またそれらに対する関心を表します。
理想的な結婚線は、1本だけ、薬指の中間地点あたりまで伸びているものです。
また切れたり、よれたり、〇や×などの不吉なマークがないことです。
結婚線が短い人は、恋愛や結婚に対して関心が薄いか、今はまだご縁がないという暗示です。
しかし現代では、結婚線が短い人がほとんどです。
薬指の中間どころか、小指の中間地点まで伸びていれば長いほうです。
手を横に傾けないと見えないくらい短いのもよく見かけます。まったく出ていない人もいます。
結婚線が短くても結婚する人はいます。
その場合、結婚や結婚生活に、あまり期待していない、ときめきがない、ということが多いです。
結婚線で見る結婚の時期ですが、結婚線の出発点が感情線(緑線)に近いのかそれとも小指の付け根に近いのかで見ます。
感情線に近ければ近いほど早婚で、小指の付け根に近いほど晩婚です。
ちょうど中間くらいですと、いわゆる一般的な平均結婚年齢で結婚します。
結婚の時期を見る方法があと2つあります。
親指の付け根を取り囲むように伸びている線を生命線(黒線)といいます。
生命線によりそうように伸びる細い線(オレンジ線)が始まる地点が、結婚する相手と出会ったとき、お付き合いしたとき、一緒に暮らしたとき、入籍したときです。
もっとも印象的な出来事が手相に出ます。
それがいつになるかは、流年法という方法で見ます。今回は非常にざっくりと説明しますが、人差し指の幅を生命線に下した地点が20才。生命線の半分が40才です。
この細い線が生命線に近いまま伸びていると、結婚後の愛情が長続きします。
生命線からしだいに遠ざかっていくと愛情が薄らぐとか不仲になるといわれています。
またこの細い線を断ち切る線が出ると破局の暗示です。
どこから始まっても中指に向かって伸びる線を運命線(青線)といいます。
この線に小指の下にあるふくらみから伸びる細い線が合流する地点が、結婚する相手と出会ったとき、お付き合いしたとき、一緒に暮らしたとき、入籍したときです。
もっとも印象的な出来事が手相に出ます。
それがいつになるかは流年法で見ます。運命線と頭脳線(紫線)が合流した地点がおよそ35才。生命線の終点と小指の中間地点を結んだ線上にある運命線の地点が20才です。
二つの線が合流した地点から上昇する線があると、幸せな結婚に恵まれます。
細い線が運命線を突き抜けると破局の暗示です。
しかし手相では結婚線より感情線のほうが重要です。
感情線で人間関係全般の良し悪しがわかります。
この感情線が人差し指と中指の間くらいの長さで、ゆるやかなカーブを描き、また線が切れたり、よれたり、〇や×などの不吉なマークがなければ、結婚線がどうであれ、結婚をふくめた良い人間関係を築くことができます。
今月も最後までお読みいただきありがとうございました。
来月も手相についてお届けしますね。
この占いを担当されている先生

緑先生